遊戯王コレクションの世界

子供の頃に熱中した遊戯王カードを収集し、研究しております。普段とはちょっと違う遊戯王カードの姿を貴方にお届けします♪

昔の遊戯王と今の遊戯王について【デュエリスト編】

遊戯王カードのコレクターとして、今の遊戯王はどんな感じなのかを知るために、この数ヶ月をデュエリストとして過ごして見ました。第一期のカードをメインに収集しているぼくはれっきとした懐古厨ではあるのだけど、現在の遊戯王を理解していく過程で知り得た情報を元に今の遊戯王の面白さを伝えられればと思う。

・第一期の遊戯王カードはただのキャラクターグッズだった。

遊戯王コレクションの世界

※懐かしい

今日のように競技化される前の遊戯王カードは、ただのキャラクターグッズだった。ぼくはバンダイ版の遊戯王カードを触らずに、KONAMI版の遊戯王カードから入ったのだが、その時はまだバンダイ版が幅を利かせていて、よく近所のガキ大将が駆使するバンダイ版遊戯王カードとぼくのKONAMI版遊戯王カードとで対戦したものだ。そしてぼくは毎度バンダイ版の青眼の白竜3体連結を前に散るのだった。もちろんバンダイ版とKONAMI版の遊戯王カードではルールは違う。だけど僕たちには関係なかった。

遊戯王コレクションの世界

※あーもう滅茶苦茶だよ……


なぜなら原作遊戯王でも主人公の武藤遊戯が俺ルール全開でデュエルしてたから。相手が納得できれば、勝手にカードの効果を作り変えることは良しとしていた。※これはぼくの周りだけかも?

例えるならヒーロー戦隊ごっこをするような感じで僕たちは遊戯王を愛し、楽しんだのだ。これがぼくが知る昔の遊戯王だ。

・デュエリストとして復帰したぼくに待っていたもの。

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※あの頃に戻りたい。

10年以上の歳月を経て、ぼくは遊戯王カードのコレクターとして復帰した。貧しい子供時代と違い、資産を得たぼくは金の力を駆使して、昔に憧れだったカード達を買い漁る。ヴァリアブルブック1でしか見たことなかった限定プロモのトライホーンドラゴンや、世界では50枚しか存在しないウルシク仕様の13人目の埋葬者やタートルタイガー等を入手し、大満足なぼくだったがそれだけでは飽き足らず、デュエリストとして復帰することになる。しかし、そう簡単にデュエリストとして復帰はできなかった。競技化され、厳密なルールの元で進行する現在の遊戯王カードに、俺ルールを介入させる隙は一切ない。つまりヒーロー戦隊ごっこはできなかった。

 

・現在の遊戯王を理解する。

遊戯王コレクションの世界

※意味不明のカード

とにかくキチンとしたルールを覚えるためにゲーム進行をするうえで必要な各フェイズや、KONAMI語を学び、シンクロ召喚、エクシーズ召喚。リンク召喚、そして使いたいカードの効果処理や、手札誘発カードの存在をYouTubeで学びながら実践を繰り返した。そこまでして現在の遊戯王に触れて見た結果。ここでぼくはようやく遊戯王カードが競技化されたことを理解する。そこでぼくが最も驚いたのはメタゲームの概念だった。ぼくが知る遊戯王カードのはメタゲームの概念は存在しなかった。とにかく攻撃力の高いカードと如何に相手に俺ルールを通すかが全てだったので、これには衝撃を受けた。

・メタゲームと手札誘発の面白さに気づく。

遊戯王コレクションの世界

※うららは現在の遊戯王の象徴と言ってもよい

相手がこのカードを出してきた時にどのカードを切るか?このあたりの駆け引きがぼくの心を掴んだ。如何に効率よく相手を邪魔し、思考を削ぎ落としミスを誘うか?そこもぼくにはツボだった。今の遊戯王はカードを展開するのにかなりの思考リソースを割くので、規定ルート外に誘えば相手はさらに思考リソースを割かざる得なくなるのでミスが発生する。ぼくはそういう駆け引きができるデュエルが好きになった。感覚でいうならば自由度の高いトランプの大富豪をやっているよう感覚だ。吐き出されたカード情報を記憶してそこからどのようにフィニッシュまで持っていくか?次の相手が出すカードは?どこを抑えれば相手が嫌がるか?しかも3マッチ制なため、負けてもサイドデッキから相手の嫌がるかカードを投入し、対策を立てて相手に挑める。勝ってもサイドデッキを変更できるので、次の相手の行動を予測してメタにメタをするという読み合いもできる。うん。これは楽しい。もちろん明らかなパワーカードも存在するが、完全無敵なカードは存在しないので十分にメタカードで対抗できる。

 

・総括

ぼくは昔の遊戯王が好きだ。友達とわいわいしながら無茶苦茶な俺ルールを通したり、通されたり。今のデュエリスト達がみたらこれはもうクソゲーの極みだろうが、当時の僕たちはなりきりプレイと原作遊戯王の世界観を楽しんでいたのでそもそも楽しみ方が違うのである。もちろん上記に記述した通り、ぼくは今の遊戯王カードも好きだ。だから昔の遊戯王ファンと今の遊戯王ファンで対立がおきるのは仕方ないことだと思う。でも対立する両者にも共通することがある。それは遊戯王が好きだということだ。人によって楽しみ方は当然違う。世界に2枚しかない青眼の究極竜を普通にデュエルに使用している者もいれば、それを大切に保管し、美しい状態で後世に残そうと必死になるコレクターもいる。楽しみ方は人それぞれなのだから、そこをわざわざ否定することは視野を狭める結果しか産まず、自身の楽しみ方を狭めるだけで誰も得しない。ぼくは懐古厨でありつつも、今の遊戯王を全力で楽しみたい。