2018年8月4日。秋葉原すぱいらるにて開催された遊戯王のレアカード会合なるものに参加してみました。ぼく程度のコレクターが果たして参加しても良いものなのだろうかという行ってみたいという好奇心と、恐れ慄く逃げ出したい心を葛藤させて10秒後、ぼくは参加することに決めた。
明日の会合で持っていく品々!
— 想い出さん@遊戯王コレクター (@Y0G0Y_skskMAN) 2018年8月3日
中国産デーモンの召喚はデザインが完成されすぎているので場違いでも持っていく。持ち歩くの怖すぎるが、何事も経験なので……。 pic.twitter.com/iFScPyci5X
ぼくが所有する最高クラスの希少なカード達である。中国語のデーモンの召喚はそこまで希少な訳ではないけれど、この完成されたカードデザインに中国語のというクールな言語の組み合わせ。絶対にほかのレアカード達に見劣りしないであろうと踏んで持っていくことにした。会合に向かう途中で、探していたカードが市場に出ていたため、これらも交えて会合へ。
そして秋葉原のすぱいらるに到着。そこでぼくが見た景色は……。
現場に到着するとコレクター界で有名なはっさくさんが、すぱいらるのオリパに挑戦しており、夢の残骸を築きあげておりました。
※画像でお察ししていただけるかなと思います。このあと彼は爆死した。
という場面から参加したわけですが、他にはDMⅡの大会優勝商品である伝説のレアカード青眼の究極竜を所有されている黒乃さんや、WCS2014のベスト4以上に入賞された方に配られるクリスタル入りのLeonardo's Silver Skyshipを所有するユウサクさん。そしてコレクター会の異端児?であるマウスさんなどがおり中々な面子でした「畏怖」さらに途中から海外のコレクターであるジョンさんや、日本語が堪能で現在は沖縄に滞在しているというケビンさんが参加。なんというか予想以上の規模の会合となり若干混乱するぼくでしたが、多分、側から見たら冷静さを保てていたと思いたい。
そして開催されるレアカード会合
えっと……文字で語るよりも画像のみで判断していただいた方が良いかなと思うので此処からは画像のみでご堪能ください。では、どうぞ……。
※何がなく放り出される究極竜とクリスタル入りの伝説の黒の魔術師
※それを火蓋に続々と出てくるやばいカード達。「これは夢か?」
※伝説のマウスさんトークンとシクブルの山。
※負けじと片隅から参加するぼくのレアカード達。頑張れデーモンの召喚!君がこの中で一番輝いている!!「大嘘」
※海外のコレクターであるジョンさんが所有するレアカード達。これは頭がおかしくなる。
と、まあ。ぼくには刺激が強すぎるカードが多く登場しすぎたため、ぼくはポムおじさんになることにした。
※わしには刺激が強すぎる……。
・海外のコレクターとの交流。
ひとしきりの交流を終え、海外のコレクターであるジョンさんのコレクションファイルを無心で眺めるぼく。その中でぼくはとあるカードを見つける。
SAKURETSU ARMOR「※和名 炸裂装甲」である。実はこのカード、ぼくが少し前から探していたレアカードだったのですが、日本ではあまり出回っていないCP01表記のものででして……。これがどうしても欲しくてジョンさんと交渉してみることに。
「これいくらで譲ってくれますか?」
「うーん。100ドルでどう?」
「2枚で?」
「うん」
「おけい。買います」
日本語に直すとだいたいこんな感じのやりとりである。大学時代に海外のインターンに参加して以降まったく使うことがなかったので、簡単な言葉でしかやりとりできなかったけれど、どうにか通じた。
というか、ジョンさんがすごく配慮してくれた。日本人のぼくに聞き取りやすい発音で会話してくれたり「要は訛りのない英語」、わざわざGoogleの翻訳機を使用して日本語に変換してくれたりと、とても優しい方でした。なんというか、もう一度英語を勉強し直そうと思える経験ができたことは、たぶん今後のぼくの財産になると思う。
レアカード会合を終えての感想
良質なレアカードに目を向けがちになるけれど、それ以上に黒乃さんの人当たりの良さや、はっさくさんの面白い知識やこの業界にまつわる裏話。そして海外のコレクターとの交流。これらの経験は絶対に他では味わえないものだ。
昔。それは本当に遠い昔のぼくが経験した未開の分野を、必死になって手探りで開拓していた頃のわくわくと似ていて、本当に楽しかった。
特に参加資格とかはないようなので、ぼくが言うのおかしいかもしれないけれど、遊戯王のコレクターを嗜む方は是非参加してみるといいと思う。
とても希少な経験と、自分の行動次第で少し冒険を楽しめます( ^∀^)
おまけ
※ケビンさんとユウサクさんとの記念写真。後ろで偉そうに腕を組んでいるのがぼくです。