最近、KONAMI様が仕掛けた策略によりコレクターからデュエリストに部署移動されそうになっています。どうもぼくです。というわけで、冒頭通り最近コレクタ向けのカードをあまり買えておりません。理由は今年の元旦に誓ったDMⅡの東京ドーム大会2次予選突破された方にのみ配布されたエビルナイト・ドラゴンを入手するために毎月過酷なおこずかい制限を課している為だ。
そういう事情もあるため、コレクションをあまり集められない状況がしばらく続いております。ただ、我慢しすぎてそのストレスから突然諭吉をばら撒きかねない可能性も考慮しなければいけないため、それを抑制する為に最近は04デッキのパーツを購入しコレクション欲を満たしている次第です。なので今回はこの04デッキについてあれこれ綴りたいない思います。
・04デッキってそもそなに?
04デッキとは「正確には04環境だが」東京大学遊戯王サークルで考案された遊戯王の新しい遊び方であり、2人のプレイヤーは内容固定のデッキを使用し、読み合いの末、さきに8,000ライフポイントを削り切った方が勝ちという高貴な遊びだ。デッキのベースとなっているのは2004年11月25日時点でのカードプールであり、現在では禁止カードに指定されている強欲な壺「通称 ニコル」や苦渋の選択等のパワーカードを使用できる。
今でこそ複雑なルールとなった遊戯王だが、この04デッキ関しては話は別だ。遊戯王の基本的なルールを学ぶのにもうってつけだし、なによりかなり安価にデッキを入手できたりする。正直言って、遊戯王に復帰したい方や初心者の方はこの04デッキから始めると遊戯王というゲームを覚えるのに大変捗ると思う。
・04デッキって面白いの?
かなり面白いです。断言できます。
カードプールが固定されいるため、カードの発動タイミングや選択、相手のプレイングで手札になにを握っているかの予測や、カードアドバンテージの確保の仕方などを色々考える必要があり、場合によってはハッタリや相手の裏をかく必要もあります。感覚的にはチェスをやっているような感じですね。
・コレクターから見た04デッキ
冒頭で記述した通り、たしかに格安でデッキを手に入れることができるのが04デッキで遊ぶ大きな利点だが、ただコレクターの視点は違う。デッキパーツが全てレトロなカードであるが故に、お金を掛けようと思えば無限に投資できてしまうのだ。何より大昔に海外で流れていたレトロパックや、チャンピオンパックのカードを多く採用できてしまう。これはそういうジャンルを扱うコレクターからしたらとても魅力なのだ。つまりコレクターの諭吉が爆発するという事態が発生する
www.yugioh-card-collection.com
※レトロパックの詳細については後日書きます。
なので結論としてコレクターと04デッキは一緒にしないほうがいいということになる。ニトログリセリンの入ったビーカーを額にセットしながら剣道の試合をするレベルで最悪な相性なのだから、まあやばいよね。
・04デッキと出会ってしまったコレクターの末路。
そしてこれがその結果である。ちなみにぼくはだいぶマシな方である。
大変希少なCP表記スーパーレア仕様の炸裂装甲。日本ではほとんど出回っておらず、たまたまお会いした海外のコレクター様から入手。レートは出回らなさすぎて不明だが、価格で表すと1枚8,000円〜はすると思う。それを二枚投入。
※フランス語のレリーフ仕様のライトニングボルテックス。これもあまり市場では出回っていない。というかこれ以外で見たことない。
※OTS8のスケープゴートのレリーフ。本当はレトロパックのスケープゴートの方が希少なのだけど、こっちの方が映えるし、何よりレトロパックのスケゴはかなり希少なのでとりあえずこれで満足している。
※今ではめっきり市場から姿を見せなくなった美品のアジア版1st魔道戦士ブレイカー。
・貯金、できていますか?
……これでも前より抑えているから、できているよ!「白目」
・総括
04デッキは面白いけれど、コレクターのぼくが手を出してはいけない品物だった。ぼくもプロゴルファー猿みたいに木製のドライバーで満足できる子だったよかった……。