遂に、ぼくは幻を入手することに成功しました。
・今回の収集品
こちらは1999年8月に発行されたVジャンプにて抽選で50名のみに配布された通称【Bセットと呼ばれる超希少なコレクションアイテムとなっております。
本来はNo.1〜50までのシリアルナンバーが割り振られた額に収められているのですが、抽選に当選した無邪気な子供達が額をカチ割ったり、外したりして中身のカードのみを取り出し、セット物なのにバラバラにしたせいで、コンプリートするのが非常に困難になってしまったという逸話があります。今まではバラバラになった彼等を1枚毎に回収していたのですが、ようやく、Bセットをコンプリートでき嬉し漏らししてます。
さらに、バラしたBセットのうちの1枚をstarter boxの青眼の白龍と交換したり。
またはBセットのカードをスリーブも使用せずの砂場でデュエルに使用したり
等々、そういう子供らしさを爆発させた結果、シングルカード状態のものですら、数年に一度のレベルでしか市場に流れてこないという大変希少なコレクターアイテムとなってしまった。
・入手経路
入手経路とその詳細はこちら⤵︎
www.yugioh-card-collection.com
・本来の姿
さて、本来はシリアルナンバー付きの額も含め入手したかったのですが、非常に困難でして。なので今回はCafe&Bar FUN☆TCG/BOARD GAMEのオーナーであるはっさく氏より許可を頂き、Aセットのシリアルナンバー付きを見せて頂きました。
ケースがだいぶ分厚いです。感覚的にはウルトラプロの黒いスクリューダウンの2倍以上の厚みがあり、高級感が半端ないです。所々にヒビが見受けられますが、はっさく氏曰く、温度変化や経年劣化で割れてしまったらしいとのことで樹脂を流せば復旧は可能だとのこと。カードもそうだけど、温度管理は本当に大切なのだと実感させられます。
あとケースは黒色ですが、実際は透明なケースで、どうやら透明なケースの上にシリアルナンバーの刻印付きの黒いプラスチック素材を挟み、またその上に透明な樹脂を流して作られたようです。だからこんなに分厚いのかもしれない。
裏はこんな感じで透けています。両面見て思ったのですが、このケースはカードのサイズぴったりに作られているんですよね……。だからカードを保護したいという理由でバラしてスリーブ保護をしてもケースに入らないという……。そもそもバラして元どおりになるかどうかが不明です……(多分大丈夫でしょうが)。まあ、バラすのは怖くて無理ですね。
またまた面白い発見があった。どうやらウルトラプロのスクリューダウンと違い、プラスチックに直接ネジ穴を作らず、きちんと専用のボルトで締められている様子。仕様として無印用品で売られているフォトフレームのネジパーツと同じようだ。
うん。ほぼ同じだね。
ピンボケしてしまっているが、やはりフレームに直接ネジを仕込んでいない様子。
資料提供・Cafe&Bar FUN☆TCG/BOARD GAME
・情報追記(2019年5月5日更新)
とあるコレクター様より情報提供があり追記。なんとこのフレーム、バラすとこのような感じらしく、かなり簡素な作りの模様。この薄っぺらいシリアルナンバー付きの黒いプラスチック素材ででカードを支える仕組みで、剥がすとただのアクリル版になるようだ。この実験を行った度胸あるコレクター様に感謝したい。貴重な情報をありがとうございます!
・今回ご協力いただいたCafe&Bar FUN☆TCG/BOARD GAMEの詳細
〒110-0005 東京都台東区上野5-23-8 八重垣ビル地下1階
ご協力ありがとうございました!