project【VABEL】をやり終えて

2019.11.23に開催された前代未聞のTCGイベント【VABEL】

今回ぼくはコレクション展示会の責任者という大役を任され、結果としてどうにか無事に終えたので今こうして余韻に浸りながら記事を書いているわけだけど、今日の記事はproject【VABEL】についての感想と得た学び。そして個人的な反省をつらつらと書いていこうと思います。

 

・コレクションを展示するという行為の怖さ

遊戯王コレクションの世界

※これまで所在が不明だった、例のアレが。。。素晴らしい。。。

遊戯王コレクションの世界

※ぼくの価値観を変えてしまった。アンカットシートのミスプリント/figcaption>

今回、過去に開催されたMTG展という展示イベントや、同日に開催されたKONAMIの展示イベント程の規模ではないにしろ、展示されたコレクションの質に関して言えば、MTG展にはまだまだ及ばないものの、KONAMI主催の展示イベントに関して言えば、質では間違いなく勝てたのかなと思っております「コレクターとしての視点で見たらの話です」。

遊戯王コレクションの世界

※晴れる屋様のご提供により、なんと黒枠のblack Lotusまで展示されることに。。!

というのも、今回展示させて頂いたコレクションアイテムの中にこれまで消息不明だったオリジナルの絵違いクリボーや、これまで公開してこなかったエラーカードの展示、希少なアンカットシートetc...今のKONAMIでは再現できそうもないレベルの展示内容だったのは間違いないかと。。ただ、どっちが優れた展示会だったかといわれると、それぞれのコンセプトの違いもあるので、一概には決められません。。。。

遊戯王コレクションの世界

※この絵、凄く素敵だった。。

さて、いつものように突然話を切り替えますが、展示会において一番気を付けなければいけないことって皆さんなんだと思います?話題性?売上貢献?いえいえ、そんなのは二の次です。一番重要視しなければいけないことは、安全に、確実にコレクションアイテムを管理・返却することです。これはぼくがコレクターだから言えることではあると思うのですが、実際に何か不祥事が発生し、コレクションアイテムに傷や、あるいは紛失が発生した場合。これを保証する方法があると思いますでしょうか?

 

はい。答えは【存在しない】です。当然、展示責任者のぼくの命だけで償うのも不可能です。

 

かなりのプレッシャーでした。もちろん思い付く限りのリスクヘッジを行いましたが、それでもそういった恐怖はproject VABELを終えるまで、消えることはありませんでした。展示会を開くということは、そういった恐怖と戦い続ける覚悟が必要なようです。いい勉強になりました。いま振り返ると、こういう企画が達成できたのは、恐怖とかよりもそれ以上に展示会をやりたいという欲求が強かったからだと思います。今回の展示にご協力してくださった友晴様・トレトク様・はっさくさん・CAさん・クロノさん・ぱらぴえろさん・イベントページを制作してくれたエンジニア様・エラーカードの会のメンバー・その他大勢の関係者さま全ての方に感謝しきれない感謝をしたい。本当に、本当にありがとうございました!! 

 

・ある程度の規模を超えると、コレクターという枠を超えなければ展示会の開催は難しい。

遊戯王コレクションの世界

※ひとりの世界に閉じこもるだけでは、ダメ。

これはどういうことかと申しますと、ある程度の規模になってくると、コレクターという殻を破らなければ展示会を開催するのは無理。という話ですね。展示会を開催するのには当然ですが、予算が必要で無限に資金を使えるわけではありません。しかし、コレクターにとって予算とは存在するようで存在しないものでして、自身の欲望を達成させるために常人では考えられない行動をしたりして、無理矢理予算を組んだりするのが当人のなかでまかり通ってたりします。他の方からしたら理解できないかと思いますし、実際にデタラメな方法だったりするので……

 

いつものノリでやってたら、展示会なんか行えません。ダメ。絶対。

 

ただ、僕なんかは元々カジュアルに事業を興してた経歴があったりするので、別に苦ではなかったのですが、コレクター以外との繋がりや交渉。予算を引っ張ってくる力。そして多方面に及ぶ人脈。こういったものが用意できないと一定の規模以上の展示会を開催するのは非常に厳しく、仮に開催まで漕ぎ着けたとしても、多大な責任と重圧を目の前にし、主催者が展示会を楽しむ余裕がなくなり、展示会を行った意味を見失う結果につながります。道中を楽しく、最後まで展示会を楽しむには、上記に掲げたことをしっかりこなさなければいけない。

 

・予算との戦い

立派なショーケースをレンタルしたい!もっと展示品を増やしたい!これらの気持ちは当然大切ですが、大資本を用意できるというわけでなければ、必ず何処かで妥協しなければいけない。それをどこまで許せるのかも大切です。結構皆さん誤解されているかと思うのですが、今回のイベントは収益を得ることが目的ではないので、全体を通して莫大な予算を用意していただいたというわけではなく、出資者様等のお心意気で成り立っていたので無駄遣いする訳にはいかず。だからといって展示をみすぼらしくしたくないので、使えるリソースを搾り出しながら創意工夫をして、どうにか見れる展示にこぎつけたのです。

 

・基本、計画通りにはいかないと思うこと。

 これは実際に当時に起きた出来事なのですが、展示の照明に利用する電池式のLEDの電池の型番を間違えて用意するというしょうもないミスをしてしまい、これはなんとか近くにコンビニがあったのと、そこに潤沢な電池の在庫があったお陰で致命にならずに済んだりだとか、そのLEDライトの光源が定期的に勝手に消えるという謎の症状が発生したりだとか、細々とした問題が色々起きました。それ以外にも色々ありましたが、とにかく前日は準備万端でも当日になって計画通りには行かなくなることはザラだと思った方がいいです。

 

・個人的な反省

これはあげたらきりがないのですが、ぼく個人の反省としては大まかに以下の通りになります。

 

1・オークション出品物を展示コーナーに設置すればよかった。

これをしなかった理由は、今回多数の協力者様にオークション出品物を提供して頂いてまして、当初は展示も視野に入れて計画を練っていたのですが、それを行うのに必要な人的リソース、予算、有事があった場合の莫大なリスク等の問題があり、断念することに。しかし当日、途中からそれ行える条件が偶然にも揃いまして、オークションの目玉になり得るアイテムだけを一部展示できました。これは次回への課題にしたい。

 

2・計画の甘さは確かにあった

展示に関しては前日に神であるはっさくさんが学芸員の資格を持っているということで、展示に関して深い知識を持っているということがわかり、急遽、展示のお手伝いをお願いして、なんとかイベント開催時刻ギリギリで準備を終えることができたので、どうにかなったのですが、、(はっさくさん、ありがとう。)。次回からはもっと計画的にやらなければいけないなと、痛感しました。

 

3・MCとり店長様に無茶をさせてしまったこと。

実は今回、オークションのMC原稿と出品物の順番をぼくが全て考えてまして、結果として出品順・MC原稿の内容は大正解だったのですが。。。

※↓オークション開催で初手でメテオ・ブラック・ドラゴンを投じたのは大正解だった。あれのおかげスタートから一気に火が付いた。その様子は下記からどうぞ。

m.youtube.com

とり店長様のマイクパフォーマンスの凄まじさが、上記の動画でわかるかと思います。ですがこれ、事前に軽く打ち合わせしただけでここまでやって頂いているのですよね。本当はもっと密に打ち合わせするべきだったんのですが、ぼくが他のことでどうしても時間が取れず。。結果、MC原稿が完成したのはイベント前日の深夜で、、、これもぼくの能力不足によるせいですね。。。なのでかなりの無茶をとり店長様にさせてしまった。これは本当に申し訳なかった。ほんとうにとり店長様はすごい人でした。。

 

・最後に

今回のproject【VABEL】及び、その展示会が盛り上がったのは全ての皆さまのおかげとしか言えず、ほんとうに感謝することしかできません。ほんとうにありがとうございました!!こうやって書いてみると、やはりぼくの能力不足によるものが原因だったりするのがほとんどですね。。。コレクターブログで言うことではないかもそれませんが、もっと人として能力を磨いていかなきゃな。。。ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。