コレクター視点での良いカードショップと悪いカードショップ

新年あけましておめでとうございます。そして、今年もよろしくお願い致します。さて、挨拶は手短にして本題に入りましょうか。最近のトレンドとして、カードショップを新規に立ち上げる方々が増えてきているようなのと、とあるショップが悪質な販売方法をして炎上したことを踏まえ、こういう記事も必要だなと判断した次第です。基本的にはTCGプレイヤー目線というよりは、コレクター視点での話になりますので、そこはご了承ください。

 

・店頭に並んでいるカードを店員が乱暴に取り出していないか?

遊戯王コレクションの世界

※ここまでヤバイのは流石にいないが。。。

これ、結構多い。上記の画像クラスの乱暴な取り出し方には幸いにもまだ遭遇していないが、ローダー等に入っているわけでもなく、薄いスリーブしか履いていない高額カードに爪に引っ掛けたり等の乱暴な取り出し方をする店員の多いこと。爪を立てたりして取り出すと第1期のカードなら枠キラが発生する要因にもなるし、丈夫なカードでも表面に凹みは発生する原因にもなるので、爪の長い店員が多くいるショップだったり、取り出し方が雑なカードショップをコレクターは嫌う。付箋等を使ってカードを取り出しやすくするなど、そういった細かい気配りは意外と皆さん見ているので、心当たりのあるショップオーナーの方がこれを見てましたらやった方がいい。いや、やってください。

 

・客に要求する美品の基準が高く、店頭に出す商品の美品の基準が低い。

※遊戯王コレクションの世界

※fu○k

少し前に話題になった見えない傷で買取価格を下げられるという話があるように、客に対して美品の基準が高く、店舗販売する際はその基準を下げ販売するという人に厳しく、自身に甘いショップが多く存在する。こういうショップには希少なカードが殆ど入荷されないので、コレクターは他の優良店に時間を使いたいという理由で時間短縮のため自然と足を運ばなくなる。近年、多くのショップが開業していることから、そういう姑息な手段を行うと自然沙汰されることが予想できるので、これもやらない方がいい。

 

・スクリューダウンや値札でカードの状態を誤魔化す。

遊戯王コレクションの世界

※悪質な手法の一例「店舗が特定されないように、一部情報を非公開とします」

これは最近発生した事例ですね。上記で掲げた人に厳しく、自分に甘いショップの典型例で、結果炎上したのは記憶に新しい。最近、少なからずではあるがローダーやスクリューダウンを演出の一つとして希少カードに使用し、価値を高める売り方をするショップも出てきており、それに釣られて状態を確認せずに購入する人がいると思われる。必ず面倒でもローダーやスクリューダウンを外した状態でカードのチェックをした方が良い。ローダーやスクリューダウン越しからだとカードの凹み等の傷を見落とす原因にも繋がるので、、

 

 ・オリパや福袋を主な収入源にしている。

遊戯王コレクションの世界

※詳細は下記のリンクから

 経営者視点で見たら、確かに安定した収入源になり得るオリパや福袋だが、これをやるとそちらにばかりリソースが割かれてしまい、希少カードを入手するために必要なリソースがおざなりになる。結果としてコレクターが本当に欲しがるカードが入荷し難い状況になる。そもそもの話だが、オリパや福袋をメインに扱うショップにコレクターは本当に希少なカードをどんな理由でも提供したがらない傾向にある。理由は単純で、大切がコレクションをオリパや福袋の目玉商品にされたくないという気持ちが強いからだ。だから、こういったショップには高額なだけのカードは集まるが、本当に希少なカードは集まらない。だから、ぼくはあまり足を運ばないようにしている。

 

※そもそもの話だが、最近はオリパに関して色々と雲行きが怪しくなっており、もしかしたら近い将来、オリパで収益を確保するビジネスが行えなくなるかもしれない。

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・日焼けしたカードが置いている。

遊戯王コレクションの世界

※しっくりくる画像がこれしかなかった。。。仕方ないね。

 これは下記にも繋がる話だが、日焼けしたカードが置いてある=状態管理がずさんだという印象をコレクターに与える。そういうところに大切なコレクションを売りたくないのは当然だし、それを平気で店頭に並べてしまうのは、コレクター視点で見たらとんでもないことなので、当然誰も希少なカードを売りに行こうとは思わないし、コレクターはあまりその店に良いアイテムの入荷を期待しないのである。

 

・店内の照明がLEDライトになっていない。

遊戯王コレクションの世界

※太陽拳って、紫外線の量が多そうな光だよね。

蛍光灯や日光を光源としているカードショップには、コレクターは非常に厳しい眼を向ける。そもそもなんでLEDライトが良いのかというと、蛍光灯と比べて、LEDライトは日焼けの原因となる紫外線の放出量がなんと1/200にまで抑えられるからだ。それを知らないショップは勉強不足だし、当然ながらコレクターはそういう場所には自身のコレクションを置かれたくないのである。

 

・空調管理をしっかりしているか? 

カードを保存するために必要な要素として軽視されがちなところではあるが、空調管理をしっかりしているか。実は保存するという目的でみたら結構重要な要素なのだが、これができているショップはこれまで見たことない。紙を保存するのに必要な要素して、温度は30度以下。湿度は40〜50%程度。尚且つ、設定環境を常に一定にすることが重要だ。ただ、これに関してはぼくも徹底しきっていない部分なので、あまり強く言えない。これ、コレクターにとっても結構ハードルが高いことなんですよね。。。

 

・臭い。

 

遊戯王コレクションの世界

※臭さそう。

コレクターは基本的に自身の収集物に対しては過度な潔癖症なる方がほとんどなので、臭いお店はそれだけでコレクションアイテムの提供対象外になるのである。 

 

 ・店員の知識がしっかりしているか?

遊戯王コレクションの世界

※最近、こういうのが本当に多い

 これは殆どのショップに該当することで、結構いろんなショップに足を運んできたけれど、まともに会話できるスタッフに出会ったのは5本指にも満たない、多少できるスタッフでも知っている知識といえば、精々相場程度で偽造カード等を見抜いたりだとか、同人サプライと公式サプライの区別も付かないところばかりである。カード1枚で2桁万円するものも珍しくない現在のTCGにおいて、知識や偽物を見分ける術を持たないショップは致命的だ。当然、これもコレクターから白い目で見られるし、何よりグールズ達にとってカモでしかない。論外である。

 

・結局、まともなショップは殆ど存在しない現状。

現状、極々一部を除き、コレクターの需要を満たせるショップは殆ど存在しない。ただこれは仕方ないことで、これまではTCGのコレクター人口に比べて、TCGのプレイヤーの人口の方が圧倒的だったし、それに応えるために回転率重要視するカードショップばかりだったのだから。基本的にTCGにおいては、プレイヤーの人口が多くなければ、そのジャンルのコレクター人口も少なくなるのでそういうプレイヤー専用のショップの存在は絶対不可欠。それは断言できる。ただ、そろそろコレクター専用のショップも増えて欲しいなというのも正直な話で、例えばこの状態が続くと、一部の流出品を独占し、実際は大量に存在するものをあたかも数枚しか存在しないように演出し、市場に流す輩が出てくるかもしれないし、実際にもう存在するかもしれない。コレクター専門のショップが増え、尚且つ有識者が増えればそう言ったことをし難くなる空気が生まれると思うので、そういう予防にも繋がると思う。

 

現在は、TCGコレクター専門のショップはほぼ存在しないし、各所が試行錯誤を繰り返している最中だと思うので、今後に期待したい。

 

・結局はぼくのわがままで終わる話。

とまあ、今日のお話は正直なところカードショップにとっては非現実的な要望ばかりをつらつらと書いたので、ぼくのわがままということで。「ほならね、自分でやってみろよ」って言われたら、ぼくはそっぽを向くしかない。