おはようございます。こんにちは。こんばんは。どうもぼくです。
今回は前回の記事の続きを書いていく予定です。前回はかなりブチギレながら記事にしたために個人的な感情全開な内容となってしまい、当ブログに相応しくない内容のままリリースしてしまいました。ここではその反省の意味も含めながら補足するような形で解説して行きたいと思います。Twitter等のSNSを見ていると、どうも今回の件をきちんと理解できない状態で騒動の中心の彼を誹謗中傷及び擁護している発言が余りに多く、ぼくの眼には「トモハッピー氏の支持者を装ったアンチ」「晴れる屋を救いたい人物を装ったアンチ」にしか見れず、純朴なタコハッピーのように無知を振りかざして被害を広げているとしか思えなかったので、もし、その自覚のある人は今回の記事を読んで考えを改めてもらいたい。
・前回の記事はこちら↓
www.yugioh-card-collection.com
・解説前に、まず大前提としてトモハッピー氏と晴れる屋を分けて考えることから始めましょう。
SNS等のコメントや感想を眺めていると、YouTube動画の影響だとは思うのですが、どうもトモハッピー氏と晴れる屋をごっちゃにして発言しているタコハッピーの方が多い印象なので、ここではまず、それを切り離したいと思います。そもそも法人と個人ではこの件に適用される法律が異なります。今回の記事で書かれる件は晴れる屋という法人にスポットを当てた内容となりますので、前回の記事同様にトモハッピー氏個人を批判する内容のものでは御座いませんので、どうかよろしくお願い致します。
・現在、晴れる屋が抱えているリスクの洗い出し
ざっくりまとめると以下となります。
①暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律
②銀行取引・融資に関するリスク
③古物営業許可証の剥奪リスク
④マジック:ザ・ギャザリングやポケモンカード等に関わる法人取引停止のリスク
⑤おそらく晴れる屋の株式をほぼトモハッピー氏が保有しているという前提でのリスク
それぞれ説明については下記にて個別に説明致します。
・暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律
なんでただのコレクターが暴力団に関する法律の話を説明しなきゃいけないんだよ。という気持ちはございますが、これを説明しないことには始まらないので、渋々説明していきます。この法律をすごく簡単に説明しますと「暴力団絶対◯すマンが考えた最強の法律」です。今回の件は全てこの法律の影響により発生したリスクと考えて頂いて構いません。この最強の法律が生まれた背景や論理的思考についての解説は余りにしんどいので略しますが、とにかく、この法の存在により現在晴れる屋さんは非常に危険な状況にあることご理解していただければと思います。今回の違法賭博の一件は、情報リーク元の背景があまりにも危険であり、この暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に接触するリスクが爆上がりなので、他の関係者は身分を剥奪されたり、解雇されたりと非常に厳しいペナルティを課せられており、まさにトカゲの尻尾切りにあっています。本来は晴れる屋さんもそのように対処しければ、経営的に非常にハイリスクな状況なのです。
・銀行取引・融資に関するリスク
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律には、銀行取引・融資を剥奪を促す内容のものが含まれております。
その影響もあり各種銀行は暴力団・暴力団員・暴力団準構成員・暴力団関係企業・総会屋等社会運動等標ぼうゴロまたは特殊知能暴力集団等の取引を一切拒絶できるようになっており、今回の件もそれに該当する可能性があることから晴れる屋存亡に関わるハイリスクな状況に置かれております。情報リーク元となった人物はその業界だけなく一般社会でも一定の知名度を有する人物であるため、単純にまずいです。晴れる屋さんは三菱東京UFJ銀行をメインバンクにしているようなので、当然、例外などは存在しないでしょう。特に現在の晴れる屋は事業規模を拡大するべき各都道府県に店舗を出店させている真っ最中であり、この状態で銀行取引・融資を剥奪された場合。。。あまり考えたくはないですね。ゾッとします。
・より詳しく知りたい方はこちらとかを確認してください。
・古物営業許可証の剥奪リスク
警察署に届出を出すことで得られる古物営業許可証についても勿論例外なく暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律が関わってきます。特に顕著なのは古物商許可の欠格事由にも銀行と同程度の規約が盛り込まれており、これが剥奪された場合、シングルカードの買取・売買不可は勿論のことオリパ(賭博)も不可能となります。これも晴れる屋にとっては致命的で、晴れる屋が潰れる可能性に直接関わるものとなります。
・より詳しく知りたい方は古物商等からの暴力団排除の推進、古物営業許可証の欠格事由をお調べください。
https://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/koukai/tutatu/t-keiji/t-sousa-4/sousa4-30-101.pdf
・マジック:ザ・ギャザリングやポケモンカード等に関わる法人取引停止のリスク
こちらもこれまでの例に漏れず。暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律が関わってきます。これの説明とことの重大さは下記のサイトで十分すぎる説明がなされていますので、そちらをご確認ください。MTGは海外に本社を置いている企業であるため、この辺の理解がどの程度お持ちであるのか不明ですが、晴れる屋2で取り扱われているポケモンカード関係は本社が反社関係に関して非常に厳しいコンプライアンスを定めているとのことなので、これもかなり危険です。それ以外にもカード関係サプライ等の法人取引にも影響を与える可能性が極めて高い。
・おそらく晴れる屋の株式をほぼトモハッピー氏が保有しているという前提でのリスク
そして、最後にこれなのですが。今回の違法賭博の件の中心人物であるトモハッピー氏が晴れる屋の株式を100%に近い状態で保有している可能性についてです。「会社は株主の物」と言われるほど、その会社に該当する証券は保有する株主の力は強く、他の違法賭博関係者が身分を剥奪されたり、解雇されたりと非常に厳しいペナルティを課せられてるこの状況下でトモハッピー氏が通常営業できているのは、まさにこれが原因であるのではと思われます。ヤフーニュースや新聞等の各メディアで公表された中でこの立ち振る舞いをするのは余りにも他の違法賭博関係者の中でも目立ちすぎていますし、反社会勢力の根絶やしにしたい警察関係者から見たら非常に心証は良くなく、動画で違法賭博の詳細を詳しく説明しすぎてしまっていることもあり、挑発されていると思われてしまってもおかしくない状況です。あと重い処分を下された令和の虎関係者から見ても挑発されているようにしか見えない人が出てくると思うので、これもリスクか。
また、仮に晴れる屋をマザーズ等の株式市場へ上場させたいとなった場合、上場時の審査で今回の件が影響し上場申請する体制作りが不可になってしまうという将来的な成長リスクも抱える結果になってしまっています。
・株主の権利についてはこちら
・上場申請の詳細についてはこちら
・今回の件で助けられるのは晴れる屋かトモハッピー氏の二者一択であるということ。
なので今回の場合、限りなくリスクを抑えた方法で助けられる(ハイリスクな方法として違法賭博を仕切っていた人物、今回のリーク元となった人物を終了させる等)としたら晴れる屋かトモハッピー氏個人のどちらかしかない状況であると言えます。どちらを助けたいのか、それを決めるのは皆さんではないでしょうか?晴れる屋を救いたいのなら銀行・警察・関連会社を動かすしか方法はないですし、トモハッピー氏を助けたいなら、いまのトモハッピー氏を肯定して、運よくこれまで説明してきた全てのリスクを回避できるかを祈りながら、トモハッピー氏を応援するか。この二択となります。
・最後に
この記事を読んでくださった方で状況を理解してくださった皆様は、もう前のタコハッピー状態には戻れないとは思います。コレクターである私自身の都合上、どちらも助かってもらいたいというのが本音ですが、状況を整理すればするほど、どちらかを選択するしかないような状況だとしか思えません。みなさん。どちらは選びますか?